【2021年最新】誰でもわかるオンライン授業で失敗しない方法

コロナウイルスが猛威をふるう昨今。

学校が休校になり、目まぐるしいスピードで授業のオンライン化が進みました。

それに伴い、高校生のみなさんがオンライン授業への対応を迫られています。

[voice icon=”https://ao-goukaku.com/wp-content/uploads/2020/03/スクリーンショット-2020-04-02-11.49.08.jpg” name=”染谷” type=”l”]急な変化に戸惑った高校生も多いのではないでしょうか・・・[/voice]

オンライン授業に悩むツイート

参考:オンライン授業に戸惑う学生のツイート

ClassiやGoogleClassroomなど、教育とIT技術を組み合わせた「エドテック」と言われるものが使われることが多くなり、実際に使ってみたという人もいるのではないでしょうか。

エドテック

この記事では、学生キャリア支援塾の代表としてコロナ騒動の中、実際の生徒さまにオススメしてきたオンライン授業への対応方法を全て公開しようと思っています。

オンライン授業

実例:オンライン授業をする染谷

従来より日本は世界と比べて圧倒的に授業のオンライン対応が遅れています。

高校のオンライン授業化の流れでは、急ごしらえで授業を作成している学校も多く、中途半端なオンライン授業への切り替えに戸惑った高校生も多いのではないでしょうか。

あなたの先生の世代の方は、授業をオンライン対応にする事を苦手とする人も多くいらっしゃるのが事実です。

デジタルネイティブ世代のあなたと、先生世代の感覚のギャップがあり、不満に思うこともあると思います。

デジタルネイティブと先生

しかし、環境整備ができていないからといって、学びの機会を自ら減らしてしまってはもったいない。

あなた自身が積極的にオンラインでの学びに適応し、学校の先を行くくらいの気概が必要になります。

そのためには

  1. オンライン授業の2つのパターンを理解する
  2. 2つのパターンのメリット・デメリットを知る
  3. オンライン授業を快適にするデバイスを知る

という流れが必要です。

①オンライン授業の2つのパターンを理解する

ひとくくりにオンライン授業といっても

  • 動画配信型のオンライン授業
  • ライブ配信型のオンライン授業

では全く性質が違うといったことを理解しなければいけません。

動画配信型のオンライン授業というのは、先生が事前に撮った授業の様子をYoutubeを見るかのようにあなたが見て、自分自身で学習をする、という形です。

動画配信型オンライン授業

ライブ配信でのオンライン授業とは、人数を問わずリアルタイムで先生と生徒が繋がり、授業を行う形です。LINEのビデオ通話やインスタライブを想像するとわかりやすいと思います。

ライブ配信型授業

現在、多くの高校生にとってのオンライン授業とは「①動画配信型のオンライン授業」のことを指すのかなと思います。

まずはこの2つの違いを理解しましょう。

②動画配信型・ライブ配信のメリット・デメリットを知る

  • 動画配信型のオンライン授業
  • ライブ配信型のオンライン授業

それぞれの方式で存在するメリット・デメリットを知りましょう。

動画配信型の最大のメリットは自分のタイミングで勉強できること

このタイプにオススメな人は

  • 自主的に勉強するのが苦でない人
  • 自分自身のペースで授業をうけたい人
  • 予定管理・自己管理が得意な人

という人たちです。

動画配信型の最大の特徴は授業ペース・予定管理などを決めるのはあなただ、ということです。

スケジュールを決めるのはあなた

動画配信型のオンライン授業の筆頭はスタディサプリやTry Itなど、動画配信を視聴するタイプの学習サービスでしょう。

一部の高校が取り入れているオンライン授業もこの形式であることが多いです。

動画配信型のオンライン授業のメリットは

  • 自分のタイミングで授業を受けられる
  • 15分程度に細かく動画が分けられている事も多く、集中が続きやすい
  • 動画を1度止める、倍速にするなど自分のペースに合わせられる

ということがあげられます。

自分自身のタイミングで授業がうけられるという、従来の対面での授業には無い素晴らしいメリットがあり、Youtubeを見るかのような感覚で自分の好きなタイミングで学習することができます。作成された動画も集中が続きやすい長さで作られている、動画を再生するペースも自分自身で決めることができる、といった事もメリットです。

動画配信型は自己管理が必要になるというデメリットも

動画配信型の授業は手軽さがある一方、

  • 授業をうけるタイミングを自分で決めてこなす必要がある

というデメリットもあります。

動画配信型の授業を受ける場合、学習タイミングに自分の裁量がある分、自分自身で計画を立てて、自ら学ぶ能動的な姿勢が求められます。餌を与えられるのを待っていてはダメなのです。

一部、カリキュラムを立てるようなサービスもありますが、それをこなす、こなさないは自分自身なので抜本解決にはなりません。

デメリットを埋めるためには

このデメリットを埋めるためには

  • 自分が勉強しやすい環境を整える
  • 勉強をする自分なりの意義を再確認し、納得感を持つ

といった事が必要になります。

学習する机や椅子、WiFi環境やデバイスなどといった物理的な環境を整える、ビデオ通話などを活用し、一緒に勉強をする仲間を見つけるなどといった人間関係を整える・・・というように、身の回りの環境を整えることで能動的に勉強ができるようになります。

そもそも勉強は何でしているのだろう?という根本的な問いにたいして、あなたが明確に納得感を伴って答えることができれば、自ずと能動的に学ぶことができるようになります。

もし、この部分を解決したい場合は、筆者である染谷が行うキャリア支援サービスをご検討ください。

参考:染谷が運営する学生キャリア支援塾の授業の様子

ライブ配信型のメリットはリアルを感じる熱量と授業についていく緊張感

このタイプにオススメな人は

  • 学校での授業や予備校での授業に慣れている人
  • リアルタイムな人と人のやりとりがあったほうが燃えるタイプ
  • 予定管理・自己管理が苦手な人

という人たちです。

ライブ配信型の最大の特徴は授業ペース・予定管理などを決めるのは講師側、ということです。

講師が予定を決める

そういった意味で、従来の学校や予備校での授業と近いものとなっています。

リアルタイムで先生が講義を行い、視聴するという形式は

  • その場の空気感・熱量を感じ、集中が続きやすい
  • リアルタイムで授業についていく必要がある緊張感がある
  • チャットが併設されている場合、他者との繋がりを感じる

といったメリットがあります。

リアルタイムで行われている授業だからこそ、講師や視聴している人の熱量を感じることができるのが良い部分です。

日程管理についても、基本的にライブ配信型の授業は日程が決まっているので、その日程に自分が合わせるという意味で、自己管理が苦手な人に向いていると思います。

WiFiなどの環境整備が必須、マイペース派にはオススメできないというデメリットも

ライブ配信型の授業はリアルタイムならではの熱量がある一方、

  • ライブ配信を確実に視聴できる強固なWiFi環境が必須
  • 板書で進めるタイプの授業の場合はスマホの画面が小さいと見えない可能性がある
  • 日程が決まっているため、 予定を空けておく必要性がある

というデメリットもあります。

ライブ配信ゆえに、WiFiの通信環境が弱く、視聴が止まるような状況があると、途端に授業についていけなくなってしまう恐れがあります。

いつライブ配信が止まってしまうか、という精神的な不安を抱えたまま授業に臨むようになり、集中力が途切れてしまいます。

集中力が落ちる

また、予備校の授業のようにホワイトボードに板書をするような授業のタイプだと、スマートフォンの画面が小さいと板書が見えづらくなるといった可能性もあります。

ライブ配信型は日時が決まっており、そのタイミングに合わせて授業に出席をしないといけません。勉強のペースメーカーになる面もある一方、マイペースに自分自身のペースで進めたい・・・という場合に不都合がでる可能性があります。

デメリットを埋めるためには

最低限、必要なこととして強固なWiFi環境の構築が必要になります。

オンライン授業を受ける上であらゆる部分に関わる根幹なので、この部分を甘く見てはいけません。

その上で、ライブ配信の視聴を見やすくするために、画面の大きなスマートフォン、タブレットの準備を考えてみてください。

日程に関しては、ペースメーカーとして上手に使えるよう工夫をして日程を組んでみましょう。

③オンライン授業を快適にするデバイスを知る

2つのオンライン授業のタイプとメリット・デメリットを理解することができたら、次はどのような機器やアプリを使って学習を進めると効率的なのかという部分をお話します。

最高の環境を目指すならiPadで「書く」

オンライン授業の中でも、現在、一般的になっている動画配信型の授業を最も気持ちよく受ける最大のコツは、「全てをスマホ・タブレットで完結させる」ということです。

カンタンに言えば、印刷、紙への手書きといった部分(オフライン)とスマホやタブレットでの動画の視聴(オンライン)を全てタブレット、スマホで簡潔できる仕組みを作ることにあります。

実例:染谷が運営・指導する学習塾にて

動画配信型のオンライン授業では、事前にテキストがClassiやGoogleClassroomへ課題がアップロードされ、印刷を行い、手書きで勉強を進めることになります。

この場合、

  • 課題をダウンロードして印刷する手間が面倒
  • 紙に書いた課題をオンラインで提出するのが面倒

といった問題に直面すると思います。

例えばスタディサプリでは、テキストの印刷をする必要性があるのですが、多くの高校生がこの段階で面倒になってしまう印象があります。

授業はオンライン、課題を印刷し手書きをするというオフラインが混じってしまう故の面倒くささが生じてしまいます。

これらの課題を全て解決できる方法が、iPadPro12.9inchを使うことです。

iPadPro12.9

参考:Apple公式サイトより。第2世代ApplePencilとの同時購入が必須。

このiPadProと手持ちのスマートフォンと組み合わせて

  1. Classiなどから課題をiPadProに直接ダウンロードする
  2. スマホで動画を視聴しながら、テキストに書く、板書を書くといった作業をiPadProで行う
  3. iPadProから直接データ形式で課題を提出する

といった使い方をすることで、授業前の準備から課題の提出まで全てがスマホ・タブレットで完結します。

動画配信型のオンライン授業で感じるストレスを最大限に減らすことができるのです。

また、iPadPro上で板書ができれば、PDFやJPEGなどのデータ形式でそのままClassiやGoogleClassroomに課題提出を行うことができるので、手間が省けます。(紙に印刷した課題を写真にとって・・・などといった手間がなくなります)

実例:iPadProを活用した学習の様子

最も勉強しやすいiPadPro12.9inchを選ぼう

iPadProには11inchの小さな画面のモデルも存在しますが、A4用紙同等の画面の大きさがある12.9inchを強くオススメします。

実際に染谷が運営・指導する学習塾で2年間使用した上での1つの結論です。

ProではないiPadを活用する、といった方法もありますが、画面サイズが下がってしまうので、オススメはしません。

快適に学習ができ、学習を効率的に行うことができるという意味で、12.9inchという画面の大きさが重要になります。

参考:染谷が運営・指導するAOzora塾の生徒さまがiPadProを使う様子

学校課題やスタディサプリのテキストに書き込むためのオススメアプリ

あなたがClassiやGoogleクラスルームからダウンロードする課題やテキストがPDFという形式のデータの場合、下記のアプリを使って書き込みを行うことがもっともオススメです。

スタディサプリの場合、テキストのデータ形式がPDFなので確実に使えます。

GoodNotes 5

GoodNote

参考:アプリストアの画面

オンライン授業の基礎を知り、不安なく大学受験に挑もう!

一連のコロナウイルスの騒動の中、みなさんの勉強の仕方が大きく変化しています。

そのような中、このオンライン化の流れにどれくらい適応し、有効活用できるかが求められています。

勉強のオンライン化は、ちゃんと行えばあなたの勉強効率を何倍にも引き上げるポテンシャルがあるものです。

ぜひ、この機会に学習のオンライン化を進めてみてくださいね。

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